江守正多氏が選ぶGreen News 2008
1.洞爺湖サミット
2050年に世界の排出量を50%以上削減という目標がG8(特にブッシュ政権の
米国を含む)で共有されたことの意味は大きいと思います。
2.金融危機など
一見環境と関係ないかもしれませんが、原油価格の乱高下、金融危機、米国自
動車業界ビッグ3が破綻寸前など、これまでの経済活動が大きく見直される機
会だったように思います。
3.オバマ氏次期大統領当選
これも一見環境と関係ないかもしれませんが、オバマ氏が次期大統領に当選し、
グリーン経済を力強く打ち出したことには将来の希望を感じました。
江守 正多 (EMORI Seita)
【略歴】
1970年神奈川県生まれ。
東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
1997年より国立環境研究所に勤務。
2006年より国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室長。
海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センターグループリーダー
ならびに東京大学気候システム研究センター客員准教授を兼務。
専門は気象学、特にコンピュータシミュレーションによる地球温暖化の将来予測。
【紹介文】
1970年、神奈川県に生まれる。1997年に東京大学大学院総合文化研究科博士課
程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。「地球シミュレータ」
の現場で研究を行うために2001年に地球フロンティア研究システムへ出向し、
2004年に復職した後、2006年より現職に就く。海洋研究開発機構地球環境フロ
ンティア研究センターグループリーダー、東京大学気候システム研究センター
客員准教授を兼務。著書に「地球温暖化の予測は『正しい』か?-不確かな未来に科学が挑む」、共著書に「気候大異変 地球シミュレータの警告」等がある。
IPCCにも貢献した日本の温暖化予測研究チームで活躍する、若きリーダー。
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