平成21年7月1日、郵便事業株式会社が、環境保全活動推進の一環として、保有車両を電気自動車、ハイブリット車など環境対応車両に順次更改していく方針を打ち出した。この方針に基づき、昨年から電気自動車の実証実験を開始し、環境対応車の環境面、業務面での検証を行うとともに、車両メーカーに開発協力要請を行うなど、今後の環境対応車両の本格導入に向けた諸準備を進めている模様。
本年7月下旬より、リチウムイオン電池を搭載した初の量産型4人乗り電気自動車「アイミ―ブ」・「プラグインステラ」が販売されることに伴い、充電設備等のインフラ整備が進んでいる神奈川県内の支店を中心に、37店舗に一般業務用及び営業車両として40車両配備し、同社における電気自動車の導入を開始することを決めた。
今後も、集配業務における電気自動車の実証実験を行い、郵便業務に適した車両構造や様々な走行能力の開発協力要請を行い、集配用電気自動車及び電動バイクの開発促進を図るとともに、急速充電器の試行的設置を含むインフラ整備、自治体における電気自動車の普及促進を進め、電気自動車の社会的普及に貢献していく方針のようだ。
また、本日(7月23日)15時10分より、神奈川県庁本庁舎において、電気自動車の配備開始と共同電気自動車の導入式が開催される予定。
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