足立直樹(あだち なおき)
レスポンスアビリティ代表
1 北極海の海氷がIPCCの予測を40年も前倒しで史上最小に!(9月)
2 COP13が開催され、AWGは先進国に2020年に25~40%の削減を求める結論を出す(12月)
3 不都合な真実が世界ヒット、ゴアはノーベル平和賞受賞
4 IPCC第四次報告書発表
5 G8で安倍首相(当時)は、「世界全体の地球温暖化ガス排出量を現状から2050年までに半減する」ことを国際的な共通目標にすることを提言(5月)
6 バイオ燃料の需要増で、食品価格が高騰
7 第三次生物多様性国家戦略が発表になり、民間企業の参加が推奨
8 イギリス、2050年までに60%減の目標と気候変動法が施行(11月)
9 新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所が停止。地震大国日本における原発の安全性と、原子力にエネルギーを依存することに対する疑念が増大
10 EUでREACHが実施(7月1日)
番外
・イオンがレジ袋有料化の実験を行い成功、追随するスーパーも増加
・環境報告ガイドラインが改訂され、生物多様性と金融のグリーン化の項目を追加
・史上最も暑い夏を記録
・世界各地で異常気象続く(インドネシアの洪水、バングラディッシュの大型サイクロン、オーストラリアは6年連続の旱魃など)
・環境税導入に賛成が4割、はじめて反対を上回る
・green.tv japan スタート!
プロフィール
東京大学理学部、同大学院で生態学を学び、理学博士号を取得。1995年から2002年までは国立環境研究所で熱帯林の研究に従事。1999年から3年間のマレーシア森林研究(FRIM)所勤務の後、コンサルタントとして独立。多くの先進企業に対して、「どうすれば持続可能な社会に貢献できる企業になれるか」、「信頼される企業になるために、何をどのようにすべきか」を中心にコンサルティングを行っています。特に専門としているのは「企業による生物多様性の保全」と「アジアにおけるCSR」で、両者を結ぶ課題である「原材料調達配慮」や「サプライチェーンマネジメント」には特に力を入れています。
環境経営学会 理事、サステナビリティ日本フォーラム(旧GRI日本フォーラム)運営委員等を務め、(財)地球・人間環境フォーラムなどの客員研究員も兼務しています。
株式会社レスポンスアビリティ http://www.responseability.jp/
サステナ・ラボ サスラボ(個人ブログ)http://suslab.seesaa.net/
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